茶心の宿和楽園

嬉野温泉は、西九州最大級の温泉街であり、お茶、温泉、陶磁器で知られています。嬉野川を中心に、数多くの旅館やホテルが建ち並んでおり、温泉は高温で湯量豊富な泉源を持つ九州屈指の名湯であり、「日本三大美肌湯」にも選ばれています。
さらに、嬉野温泉は名産品も豊富です。嬉野茶や温泉豆腐、肥前吉田焼などが特に有名です。また、温泉以外の観光資源も豊かで、渓谷巡りや自然散策（九州オルレ_嬉野コース）などの体験が楽しめます。

今回の客室改修は世界的に活躍する書道家・万美氏とコラボレーションし、新たな滞在体験を提供する「アーティストルーム」を作り上げた。
客室をキャンパスに見立て、壁一面に万美氏が和楽園での滞在中に感じたことを「書」で表現した迫力ある作品を展開する。テーマは「龍宮」で、日本三大美肌の湯として知られる嬉野の泉質や、和楽園に伝わる「亀ものがたり」からインスピレーションを得て、力強くも繊細な文字が躍動する。
アーティストルームの特徴は、書道作品だけでなく、県の家具メーカー・レグナテック社が手がける「ＡＲＩＡＫＥ」家具との融合。万美氏の作品と調和し、客室全体の空間をアート作品へと昇華させている。